男性がムダ毛処理している部位は？ヒゲ以外の体毛への意識は？20〜50代の男性240人に聞いたムダ毛処理事情

男性がムダ毛処理する部位＆方法って？気になるアンケート結果を公開

男性の毛の処理といえば「ヒゲ剃り」が一般的ですが、他のムダ毛を処理している人はどのくらいいるのでしょうか？

ヒゲや鼻毛など「顔周り」を処理している人が多い！

「ムダ毛処理している部位を選んでください」という設問では、ヒゲと回答した人が63.8％と最多でした。

眉毛・鼻毛を処理している男性の割合は、40％以上。顔周りは目につくので、しっかりと処理しているという人が多いようです。

ムダ毛処理の理由は「身だしなみ」が圧倒的多数！

「なぜムダ毛処理をするのか」という設問には、「身だしなみのため」と答えた人が圧倒的多数でした。ヒゲや眉毛・鼻毛は他人から目につきやすく、手入れしていないとすぐにバレてしまいます。

「人と接する仕事だから」（38歳、会社員）など、職業によって清潔感が重要な人もおり、ヒゲ・眉毛・鼻毛の処理は最低限のマナーと捉えている人が多いようです。

部位別に理由を挙げていた人の意見はこちら。

脇やVIOなどは臭いや蒸れを気にする声も。腕毛・すね毛などは、半袖・丈の短いパンツを履いた時に見えてしまうのを気にする人もいるようです。

若い世代のほうがムダ毛処理している割合が高い

年代別に見てみると、「ムダ毛処理している部位はない」と答えた人の割合は40〜50代が多くなっています。また、ヒゲと眉毛・鼻毛以外の体毛については、20〜30代のほうが処理している人が多いこともわかりました。

体毛を処理する理由も、「身だしなみ」以外に、「気持ち悪い」など毛に嫌悪感を示す意見がいくつか見られました。

• 「毛深いのが嫌い」（27歳、会社員）
• 「濃すぎると不潔に見える」（30歳、会社員）

以上の結果より、20〜30代の若い世代ほど、見えない部分（胸・腹や陰毛など）でも毛を気にして処理する人が多いと考えられます。

6割の人がヒゲ処理に便利なシェーバーとカミソリを使用

次に、どのような方法でムダ毛処理をおこなっているかという設問では、次のような結果になりました。

前の設問でヒゲを処理している割合が高かったためか、シェーバーとカミソリの使用率が最も高くなりました。眉毛・鼻毛の処理に便利な、ハサミ・毛抜きが続いています。

一方で、顔以外の部位に使われる除毛クリームやブラジリアンワックスなどの使用率は低め。ヒゲ以外でも、カミソリなどを使用する人が多いと考えられます。

ムダ毛処理の失敗談は何がある？肌を守るためにしているケアは？

上の結果から、やはり体毛の中でもヒゲ処理をおこなっている人が一番多いことがわかりました。ただ、シェーバーやカミソリなどは使いやすいですが、失敗談も多いんです。

この章では、ムダ毛処理で失敗した人のエピソードや、ヒゲ剃り以外にヒゲを手入れする方法などについて見ていきましょう。

ムダ毛処理の失敗は「カミソリ負け」が多い！

「ムダ毛処理に失敗したことがありますか？」の設問では、4人に1人が「ある」と回答しています。

シェーバー・カミソリは失敗も多い？肌荒れ・出血に注意を

「ある」と答えた人に具体的なエピソードを聞いてみると、「カミソリ負け」「肌が荒れた」などの意見が多く挙がっていました。

• 「カミソリ負けして血まみれになった」（20歳、学生）
• 「手入れしていないシェーバーで剃ったら、翌日肌がものすごく荒れた」（30歳、会社員）

上の設問で、カミソリは人気の処理法だということがわかりましたが、使用法を誤ると失敗してしまう可能性も大。また、ヒゲ剃りに使う人が多いシェーバーも、しっかりと手入れする必要がありますね。

他には、剃り残し・整え方を失敗したという人も。

• 「首の長い毛を1本剃り残して、知人に指摘された」（54歳、その他）
• 「眉毛を切りすぎて、細く短くなってしまった」（39歳、会社員）

特に顔の場合、毛の有無・整え方によって印象が大きく変わってきます。慎重に手入れしないと、処理に失敗してしまう可能性もあるみたいですね。

ヒゲ周りは剃るだけじゃNG？スキンケアしている人が3割も

男性のムダ毛の中でも処理率が特に高い、ヒゲ。その分失敗談も多く、カミソリ負けなどで肌を傷めてしまう可能性も高いようです。

そこで、「ヒゲを剃る・抜く以外にどんな手入れをしていますか？」と聞いたところ、次のような結果が得られました。

「あてはまるものはない」以外の回答では、スキンケアが最多。少ないながらもファンデーションを使用している人もおり、男性も「美容」を意識する傾向にあると考えられます。

20代ほど顔周りの美容を気にしているという結果に

このデータを年代別に見てみると、20代の人ほどスキンケア・ファンデーションをしている割合が高いことがわかります。

特にスキンケアに関しては、4割以上の20代男性がしていると回答。若い世代ほど、肌を綺麗にしていたいという美意識が高いことがわかります。

永久脱毛は「ヒゲ」が一番人気！その他のムダ毛のニーズも意外と高い

最後に、「ムダ毛を永久脱毛したいと思ったことはありますか？」という設問では、部位別に「ある」の割合は次のようになりました。

最初の設問からも予想できるように、やはり「ヒゲ」を脱毛したいと考えたことのある人が、圧倒的に多いという結果になりました。

「すね毛」「胸・腹」「腕毛」は、普段手入れしている人の割合よりも、脱毛したいと考えたことのある人の割合が多め。手入れするのは面倒だけど、脱毛できるならしたい…と考える人が多いのだと推測できます。

20〜30代は総じて脱毛意欲も高め

年代別に見ると、やはり20〜30代の脱毛意欲が高いことがわかります。20〜30代は生涯で処理にかける時間もまだ多く残っているため、「面倒な毛の処理に時間をかけたくない」というニーズも高いようです。

「20〜30代を中心に」「ヒゲ脱毛から」メンズ脱毛は広まっていく！

今回の調査結果から、男性のムダ毛処理について次の2点がわかります。

まず、男性のムダ毛処理のメインは、ヒゲや鼻毛・眉毛など顔周りだということです。身だしなみのためにシェーバー・カミソリで処理する人が多い一方、肌トラブルなどの失敗談も聞かれます。ヒゲ脱毛の意欲が高い人が多いことからも、今後「ヒゲの永久脱毛」の需要が高まる可能性が高いです。

もう1つは、20〜30代は40〜50代よりも、体毛処理の割合・ヒゲの手入れ・永久脱毛の意欲が高いことです。毛が濃いのは嫌だと感じる人もおり、スキンケアの実施率が高いことからも、綺麗で清潔感のある肌を手に入れたい人が多いことがわかります。

この結果から、メンズ脱毛は今後も「ヒゲ脱毛」「若い世代」を中心に需要が広まっていくと考えられます。男性のヒゲ脱毛がより浸透するにつれて、他の部位の脱毛もよりメジャーになっていくかもしれませんね。

調査概要

過去の調査リリース