メンズ全身脱毛のメリット・デメリットは?回数や痛みなど知っておくべき基礎知識
すでに男性の脱毛は当たり前となっていますが、最近では部分脱毛だけでなく全身脱毛を選ぶ人が増えてきています。とはいえ、「料金はどれくらいかかるのか?」「痛みはあるのか?」など、色々な不安があり踏み出せない人も多いはず。
そこで、今回は全身脱毛のメリットやデメリット、料金の相場や回数、痛みなど、気になる疑問にすべてお答えします。メンズ全身脱毛の基本をしっかり知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
男性が全身脱毛するメリット
全身脱毛までする必要があるかな?と迷っている人のために、まずは全身脱毛にどんなメリットがあるかを解説します。
清潔感がアップする
毛深い男性はワイルドで魅力的ですが、場合によっては不潔な印象を与えてしまうこともあります。
とくに、最近の女性は胸毛やお腹周りの毛など、男らしさを感じる部分の毛を嫌がる人が増えているので、全身脱毛をすることで女性からの受けが良くなったという人も多いようです。
また、ビジネスシーンでも、目につきやすいヒゲや腕、指などの毛を綺麗に処理していると、「清潔感がある」「身だしなみに気を使っている人」として好印象を持たれることも。
毛の濃さがコンプレックスで悩んでいる人ほど、全身脱毛で自信を持って自分をアピールできるようになるはずです。
肌トラブルを防げる
自宅でのムダ毛処理は思った以上に肌を痛める原因になっているので、肌が弱い人ほど全身脱毛は大きなメリットがあります。
なかには、カミソリ負けのヒリヒリや赤みを我慢して自己処理を続けた結果、色素沈着で肌が黒ずんでしまったり、肌荒れが悪化して治療が必要になったという人もいるので注意が必要です。
それ以外の自己処理も、毛抜きは毛穴に菌が入り込む原因になったり、脱毛クリームはアレルギーやアトピーの原因になったりと、リスクはけっして少なくありません。
脱毛というと肌にダメージを与えるというイメージがあるかもしれませんが、確かにダメージはゼロではないものの、プロが肌の状態を見ながら照射していくので、自分で処理を続けるよりもずっと安全です。
繰り返す自己処理の肌荒れやトラブルから解放されたい、綺麗な肌を目指したいという人ほど、全身脱毛がおすすめです。
時間の節約ができる
忙しいビジネスマンは、時間の余裕をつくるために全身脱毛をすることも多いようです。
毛深い人は、朝ヒゲを剃っても夕方には生えてきてしまいますから、夜から予定がある時などは1日2回ヒゲを剃ることも少なくないでしょう。さらに手足など目立つ部分をあちこち処理するとなると、かなりの時間を費やしていることになります。
脱毛サロンやクリニックに通う時間をつくるのが面倒に感じるかもしれませんが、将来的なことを考えると、全身脱毛してしまったほうがずっと時間の節約になります。
繰り返す自己処理から解放されて、時間にも心にも余裕が持てるようになるはずですよ。
臭いを軽減できる
全身脱毛をしたら、汗の臭いが気にならなくなったという声をよく聞きます。脱毛に使うマシンに臭いをおさえる効果はないので不思議なことですが、医学的には根拠があります。
ワキ脱毛をすることで間接的に臭いを抑制できる可能性があります。これはワキ毛が減ることによりワキ汗が皮膚表面に付着している時間が少なくなり、常在菌によって分解される確率が減るためです。
汗は出たばかりの時はほとんど無臭ですが、雑菌と混ざり合うと臭いを発するようになります。毛根には雑菌が数多く繁殖しているので、毛が生えていると毛根の雑菌と汗が混ざり合い、強い臭いを発する原因となるのです。
そのため、脱毛して毛が無くなることによって雑菌も減少し、臭いを感じにくくなる可能性は充分にあります。臭いを気にせず快適に過ごしたい人にも、全身脱毛はメリットがありますよ。
脱毛していない部位との境目ができない
気になる部分だけ脱毛したいという人も多いですが、その場合、脱毛した部位としていない部位で境目ができてしまうことがあります。
例えば、ひざ下は毛が生えていないのに、ひざ上は生やしっぱなしにしているとかえって恥ずかしいということにもなりかねません。
とはいえ、後になって部分脱毛を追加すると時間もお金も余計にかかってしまうので、境目が目立ちやすい毛が濃い人ほど、全身脱毛を検討するといいでしょう。
料金が割安になる
全身脱毛=高額というイメージがあるかもしれませんが、ほとんどのサロンやクリニックでは、部分ごとに脱毛するよりも全身脱毛のほうが割安になっています。
初めは気になるところだけ脱毛していても、通ううちにどんどんやりたいところが増えてきて、最終的には全身脱毛にしたほうがずっとお得だったという人も少なくありません。
「どうしてもヒゲだけ脱毛したい!」など、脱毛したい部位が明確な場合は部分脱毛でもいいですが、将来的に複数やりたいのなら、全身脱毛とどちらが安く済むのかをしっかり考えてから契約しましょう。
男性が全身脱毛するデメリット
ここまで全身脱毛のメリットをお話しましたが、残念ながらデメリットもゼロではありません。後で後悔しないよう、どんなことに注意するべきなのかを把握しておきましょう。
1回の照射時間が長い
部分脱毛と違い全身脱毛は照射する部位がかなり多いので、1回で60〜90分ほどかかります。なかには120分かかるサロンやクリニックもあるので、脱毛のためにまとまった時間を空けておかないといけません。
かといって、全身を1回で照射せずに数回に分けておこなうと、月に何度も通うことになったり、完了までの期間が長くなってしまうので考えものです。
途中で嫌になってしまわないよう、契約前に自分のスケジュールと照らし合わせて、全身脱毛に通える時間の余裕があるかを考えておきましょう。
脱毛前の準備やケアが大変
全身脱毛に通っていて大変なのが、脱毛前のシェービングや肌ケアです。
カウンセリングの際に説明されますが、脱毛当日までにしっかり毛を電気シェーバーで剃っておかないと、脱毛効果が半減したり、火傷のリスクが高くなるのです。また、脱毛後は肌が乾燥しやすくなるので、保湿クリームを塗るなどのケアも必要になります。
全身脱毛の場合は全身のシェービングとケアが必要になるわけですから、慣れないうちは面倒に感じるでしょう。
とくにシェービングは、しっかり剃れていないとその部分だけ避けて照射されてしまうサロンやクリニックもあるので、剃り残した場合の無料シェービングサービスがあるかどうかを事前にチェックしておきましょう。
日焼けできない
脱毛に使われるマシンはのほとんどは黒いメラニン色素に反応する仕組みとなっているので、日焼けしていると肌の色素に反応してしまい、痛みを強く感じたり火傷をすることがあります。
そのため、スタッフが明らかに日焼けしていると判断した場合は、脱毛を断られてしまうこともあるのです。
安全に脱毛するためにも日頃からしっかり日焼け対策をすることが重要になりますが、全身に日焼け止めを塗るのはなかなか面倒なものです。
もしどうしても日焼け対策を続けられない場合は、日焼けしていてもOKなマシンを導入しているサロンやクリニックを選ぶといいでしょう。
脱毛完了すると二度と生えてこない
ツルツルになるまで脱毛してしまうと、その部分の毛は二度と生えてきません。あとで「ここはツルツルだとなんだか変だな…」「ちょっとくらい毛を残しておけばよかった」などと思っても、毛を生やすことはできないのです。
そのため、ツルツルにすることに迷いがあるなら、ナチュラルに毛を減らす「減毛」に留めておくのがおすすめです。
部位によって「ここはツルツルに、ここは自然に」と分けることもできるので、あとで後悔しないためにも、事前にどこまで脱毛したいのかしっかり考えておきましょう。
全身脱毛するならどっち?クリニックとサロンの違い
脱毛にはクリニックでの医療レーザー脱毛と、サロンでの光脱毛の2種類があります。どちらにするか迷っている人のために、2つの違いはなんなのか?それぞれどんな人が向いているのか?について解説します。
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クリニック | サロン | |
---|---|---|
永久脱毛 | できる | できない |
マシンのパワー | 強い | 弱い |
痛み | 強い | 弱い |
1回の料金 | 高い | 安い |
場所 | 医療機関 | エステ・サロン |
施術者 | 医師・看護師 | エステティシャン |
永久脱毛したい人、短期間で終わらせたい人はクリニック
クリニックでの医療レーザー脱毛は、医療用のマシンを使って毛根を破壊するため、1回の脱毛効果が高く短期間でツルツルにできます。さらに破壊した毛根が再生することはほぼ無く、永久脱毛も可能です。
医療レーザー脱毛はあくまでも医療行為なので、医師が在中している医療機関でおこなうこと、施術は医療従事者に限るなどの条件を満たしていることが必要があります。
万が一肌トラブルがあった場合も、その場で医師に診察してもらえるので安心感がありますね。
ただしマシンのパワーが強いだけに、部位によってはかなり痛みがあることも。医療機関なので麻酔が使えますが、心配な人は事前にテスト照射で痛みの強さを確認しておきましょう。
クリニックでの脱毛に向いている人
- どうせなら半永久的な脱毛効果が欲しい人
- 短期間で終わらせたい人
- 医師や看護師に安心して任せたい人
- 痛みに強い人
ナチュラルに減毛したい人、痛みをおさえたい人はサロン
サロンでの光脱毛は、毛根にダメージを与えるマシンを使って毛を生えにくくする効果があります。クリニックでの脱毛と違い毛根を破壊することはできないので、正確に言えば「減毛」を目的としているのが大きな特徴です。
繰り返し照射することで脱毛に近い効果は十分期待できますが、将来的に毛が再生するかは個人差があるので、永久脱毛したいならクリニックを選びましょう。
ではサロンでの光脱毛のメリットは何かというと、とにかく痛みが少ないことです。毎回痛みを我慢して通うのが負担になる人は、サロンが向いているでしょう。
また、1回あたりの脱毛効果がおだやかなので、ナチュラルに毛を減らしていきたい人にもおすすめです。
サロンでの脱毛に向いている人
- 痛みに弱い人
- 少しずつ毛を減らしたい人
- もともとあまり毛深くない人
クリニック・サロンで全身脱毛できる部位
メンズ全身脱毛の対象部位はクリニックやサロンによって多少違いますが、共通しているのは以下の部位です。
- 胸
- 腹
- 背中
- お尻
- ワキ
- ひじ上
- ひじ下
- 手の甲・手の指
- ひざ上
- ひざ下
- 足の甲・足の指
注意したいのは、全身脱毛と言っても多くのクリニックやサロンでは、ヒゲやVIOは含まれないことです。もしヒゲやVIOも脱毛したいのなら、もともと全身脱毛とセットになっているコースを契約するという方法があります。
具体的には、
- 全身脱毛+ヒゲ脱毛
- 全身脱毛+VIO脱毛
- 全身脱毛+ヒゲ脱毛+VIO脱毛
などがあります。
料金的にも別々に契約するよりお得になりますが、これはすべてのクリニックやサロンで用意されているわけではありません。もしセットになっているコースが無ければ、全身脱毛とは別で部分脱毛として契約する必要があるので、カウンセリングの際に確認してみましょう。
メンズ全身脱毛の料金について
全身脱毛をする上で、一番気になるのは料金ではないでしょうか。
ここでは、全身脱毛の料金相場や、大手クリニック・サロンのコース料金を詳しく紹介します。
ツルツルにするまでの総額は?脱毛方法別の料金相場
まずは、医療レーザー脱毛をおこなうクリニックと、光脱毛をおこなうサロンのコース料金や、ツルツルにするまでにかかる総額の相場を見てみましょう。
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基本コース料金 | 脱毛完了までの総費用 | |
---|---|---|
クリニック 医療レーザー脱毛 |
30~40万円 | 40~60万円 |
サロン 光脱毛 |
25~35万円 | 60~100万円 |
全身脱毛の料金は、およそ30~40万円程度かかると思っておけば良いでしょう。ツルツルになるまで脱毛したい場合は、その倍近く料金がかかることもあります。
全身脱毛のコース料金は、サロンの方が安めに設定されていることが多いですが、脱毛完了までにかかる総費用で比べると、クリニックの方がお得です。全身をツルツルにしたいけれど、費用も抑えたいという人は、クリニックを選ぶのがおすすめです。
大手クリニック・サロンの全身脱毛の料金は?
相場がわかったところで、各クリニックやサロンでは実際にどれくらいの料金になっているのか、大手4社の全身セットの料金を比較してみました。
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基本コース料金 | |
---|---|
ゴリラクリニック クリニック |
5回/436,700円 |
メンズリゼ クリニック |
3回/164,780円 5回/272,800円 |
リンクス サロン |
4回/315,000円(※1) 8回/630,000円(※2) |
湘南美容クリニック クリニック |
3回/149,720円 6回/293,330円 |
※1:各店先着15人限定で198,000円
※2:各店先着15人限定で398,000円
大手クリニック・サロンでは、全身脱毛のコースを5~6回に設定しているところが多いです。
自己処理がラクになる程度ではなく、完全にツルツルにしたい場合は5〜6回では足りないことも多いので、コース終了後の料金や、無期限のコースがあるかなどを確認しておくといいでしょう。
全身脱毛の料金については、以下の記事でより詳しく解説しています。「各クリニック・サロンの総額シミュレーション」「全身脱毛の料金を安くする方法」「お得なトライアル情報」など、ここでは書ききれなかったことがたくさん書いてあるので、合わせて読んでみてください。
メンズ全身脱毛の回数・期間について
メンズ全身脱毛では、どれくらい通えば完了するのでしょうか。ナチュラルに減毛したい場合と、ツルツルにしたい場合の必要回数と期間をまとめてみました。
クリニック(医療レーザー脱毛)の場合
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ナチュラルな減毛が完了するまで | ツルツルになるまで | |
---|---|---|
全身 | 4〜8回 (8ヶ月〜1年半) |
6〜12回 (1〜2年) |
ー ワキ | 4〜8回 (8ヶ月〜1年半) |
6〜12回 (1〜2年) |
ー 胸 | 3〜6回 (半年〜1年) |
5〜10回 (10ヶ月〜1年半) |
ー ひざ下 | 4〜6回 (8ヶ月〜1年) |
6〜10回 (1年〜1年半) |
ヒゲ | 5〜8回 (8ヶ月〜1年) |
8〜12回 (1年〜1年半) |
VIO | 4〜8回 (8ヶ月〜1年半) |
8〜12回 (1年半〜2年) |
サロン(光脱毛)の場合
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ナチュラルな減毛が完了するまで | ツルツルになるまで | |
---|---|---|
全身 | 8〜15回 (1年半〜2年半) |
12〜20回 (2〜3年) |
ー ワキ | 8〜15回 (1年半〜2年半) |
12〜20回 (2〜3年) |
ー 胸 | 6〜12回 (1〜2年) |
10〜18回 (1年半〜3年) |
ー ひざ下 | 8〜12回 (1年半〜2年) |
12〜18回 (2〜3年) |
ヒゲ | 10〜15回 (1〜2年) |
15〜20回 (2年〜2年半) |
VIO | 10〜18回 (1年半〜3年) |
18〜25回 (3年〜) |
サロンはクリニックの倍の回数がかかる
表で見比べて分かるように、ざっと計算するとサロンはクリニックの倍の回数と期間がかかることになります。
これは、クリニックでの医療レーザー脱毛はパワーが強く1回でも効果を感じられるのに対して、サロンでの光脱毛は繰り返さないと目に見えた効果を感じられないためです。
1回あたりの料金はサロンのほうが安くても、トータルで考えると割高になってしまうことがあるので、回数も考慮して見積りを立てましょう。
ただし、自分好みの毛の量に調整したい人や、少しずつ減毛しながら様子を見たい人にはサロンのほうが向いているので、必ずしもクリニックがいいとは言えません。自分の目的に合わせて選ぶことが大切です。
毛周期って何?メンズ脱毛に通う頻度
必要回数と期間を見ていて、「もっと短い期間で終わらせられないものか」「毎月通えば早く完了するのでは?」と思った人も多いと思います。
よくある疑問なので簡単にお答えすると、脱毛は毎月通えば早く終わるものではありません。多くのクリニックやサロンでは2ヶ月おきに通うよう指導されますが、これは毛周期(毛の生え変わるサイクル)に合わせて効率的に脱毛するためです。
ここで大事なことが、レーザー脱毛は毛周期における成長期の体毛にしか効果的ではないということです。
ということは、効果をしっかり出すためには、1回目の照射後は、退行期・休止期を過ぎて成長期になってから2回目の照射を行わなければいけません。
毛周期は、「成長期→退行期→休止期」というサイクルで毛が新しく生え、抜け落ちるのを繰り返すことを言いますが、この中で脱毛できるのは成長期の毛だけです。そして成長期のタイミングに合わせると、だいたい2ヶ月おきに通うのがベストとなるわけです。
退行期や休止期のタイミングで照射しても時間もお金も無駄にしてしまうので、スタッフの指示通りに通うようにしましょう。
メンズ全身脱毛の痛みについて
脱毛をためらっている人は、痛みが心配だという人が多いのではないでしょうか。どんな部位がどのくらい痛いのか目安として知るためにも、部位別の痛みをランキングとしてまとめてみました。
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部位 | 痛みランキング | |
---|---|---|
ヒゲ | 鼻下 | 2位 |
あご | 5位 | |
あご下・首 | 5位 | |
ほほ・もみあげ | 5位 | |
VIO | ビキニライン | 4位 |
男性器 | 3位 | |
肛門周り | 1位 | |
全身 | ワキ | 8位 |
胸 | 10位 | |
腹 | 10位 | |
ひじ下 | 12位 | |
ひざ下 | 9位 |
このように、毛が太くて濃い部位や、皮膚が薄い部位は痛みが強い傾向にあります。
また、骨に近い部分も響くような痛みを感じたり、皮膚が黒ずみやすい部位もメラニン色素に反応して強い痛みを感じたりすることも。とくに痛みが強いとされるVIOは、男性だとリタイアする人もいるので覚悟しておきましょう。
さらに詳しく知りたい人のために、ここからはランキングをもとにそれぞれの部位別の痛みを解説します。
全身(胸、腹、ワキ、ひじ下、ひざ下)の痛み
ヒゲやVIOに比べると比較的痛みを感じにくい部位ですが、ひざ下やワキは毛が太いので少し痛みが強くなります。イメージとしては、大きな輪ゴムで弾かれたようなバチッとした鋭い痛みを感じる人が多いようです。
うぶ毛の多い胸や腹、ひじ下などは、もっとも痛みを感じにくい部位なので、サロンなら眠ってしまう人もいます。クリニックでの脱毛でも少し刺激を感じる程度という人が多いでしょう。
ヒゲ(鼻下、あご、ほほ・もみあげ)の痛み
ヒゲは、VIOに次いで痛みが強い部位です。毛が太くて濃いため、照射の瞬間のバチッとした痛みだけでなく、しばらくヒリヒリ感が続くこともあります。
とくに、皮膚の薄い鼻の下は痛みが強いので、クリニックでの脱毛だと麻酔が必要になることも。痛みに弱い人は、事前に麻酔を使う場合の料金などを確認しておくといいでしょう。
サロンなら耐えられないほど痛みを感じる人は少ないですが、心配ならテスト照射で一度体験しておくと安心です。
VIO(Vライン、Iライン、Oライン)の痛み
VIOは、全身の中でももっとも痛みが強い部位です。とくに、皮膚がデリケートで黒ずみやすいOラインは激痛を感じることも。クリニックでは麻酔を使ってもツラいという人もいるので、痛みに弱いならテスト照射は必須です。
サロンでも人によっては強い痛みを感じるので、やはり事前に体験してから契約するといいでしょう。
とにかく痛みを避けたい!という人は、痛みを感じにくいマシンを導入しているクリニックやサロンを選ぶことをおすすめします。また、我慢できない時は照射のパワーを下げてもらうこともできるので、スタッフに相談しながら負担にならないよう進めていきましょう。
メンズ全身脱毛は、自分で毛を処理する時間を節約できる、清潔感がアップするなど多くのメリットがあります。クリニックは永久脱毛ができる、サロンは痛みが強いなど、どちらもそれぞれの特徴があるので自分に合っている方を選びましょう。
また、ヒゲやVIOは痛みの強い部分なので、心配な人は事前に一度体験してみるといいでしょう。
具体的にどのクリニック・サロンがメンズ全身脱毛におすすめなのかは、以下の記事で紹介しています。メンズ全身脱毛で失敗しないためのクリニック・サロンの選び方も解説しているので、申し込む前に必ずチェックしておきましょう。