ヒゲ脱毛でよくある失敗例・トラブル8選!原因と対策法、永久脱毛の心構えを解説
ヒゲ脱毛したいけれど、失敗してしまったり、何かトラブルがあったらどうしよう…となかなか決断できない人も多いはず。
そこでこの記事では、ヒゲ脱毛でよくある失敗やトラブル事例をピックアップしました。事前に対策することで防げるトラブルもあるので、ヒゲ脱毛をする前にしっかり対策法を学んでおきましょう。
信頼できるクリニック・サロンも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ヒゲ脱毛のよくある失敗・トラブル事例8選!失敗を防ぐ対策も紹介
ではさっそく、ヒゲ脱毛でよくある失敗やトラブル、それぞれの対策方法を解説します。
①効果が薄い、また毛が生えてきてしまった
ヒゲ脱毛に何度も通っているのに、目に見える変化が感じられなかったり、一度抜けたヒゲがまた生えてくることがあります。
これは、一見失敗に思えるかもしれませんが、「光脱毛(エステ脱毛)」であれば当たり前のことです。光脱毛は永久脱毛ができないので、脱毛後に毛が再生するのはよくあることですし、1回あたりの脱毛効果もおだやかなので、かなり回数を重ねないとヒゲがなくなることはありません。
もっと高い脱毛効果が欲しいなら、他の方法を選びましょう。
ずっとツルツルをキープしたいなら「レーザー脱毛」か「ニードル脱毛」をチョイスしよう
永久脱毛ができるのは、「医療レーザー脱毛」か「美容電気脱毛(ニードル脱毛)」です。
医療レーザー脱毛は、高い脱毛効果がありながらも、完了までの回数が早いのが特徴です。美容電気脱毛は、すべての脱毛方法の中でもっとも確実に永久脱毛ができますが、毛を1本1本抜いていくため、完了までに時間がかかります。
どちらも光脱毛より痛みが強いというデメリットがありますが、効果を重視する人におすすめの方法です。
②ニキビや毛嚢炎ができてしまった
脱毛後は、熱によるダメージによって一時的に肌のバリア機能が弱くなります。そのため、毛穴から菌が入り込み、ニキビや毛囊炎ができてしまうことがあります。
レーザーの熱によって毛穴のバリア機能がダメージを受けるため、雑菌が入ると炎症を起こしやすくなります。この炎症が毛嚢炎です。毛穴の周囲が赤くなり痛みを感じたり、ニキビになることもあります。
ニキビ・毛嚢炎予防は保湿&清潔を保つのが重要!
脱毛後の肌を雑菌から守るために、まずは清潔にすることが重要です。手で顔をいじらないようにしたり、顔に触れるタオルや寝具なども清潔なものを使いましょう。
また、肌の乾燥はバリア機能をより弱めるので、しっかり保湿することも大切です。市販のものでも構わないので、洗顔後や入浴後はクリームなどを使って乾燥から肌を守るようにしましょう。
もしそれでもニキビや毛囊炎ができてしまうようなら、クリニックに相談することをおすすめします。悪化すると跡が残ったり、膿んでしまって完治までに時間がかかることがあるので、早めにケアしましょう。
ヒゲ脱毛後のニキビや毛嚢炎の予防については、次の記事で詳しく解説しているので、是非チェックしてみてください。
③やけどしてしまった
医療レーザー脱毛は、脱毛効果が高いだけにマシンの照射パワーも強くなります。照射したレーザーが熱となって毛根を破壊することで永久脱毛ができますが、その際に肌にもレーザーが反応してしまい、軽い火傷を起こすことがあります。
ただし、多少赤くなったりヒリヒリする程度なら、2〜3日でおさまることがほとんどです。
日焼けにはとくに注意!保湿もしっかりおこなって
自分でできる対策方法は、日頃から保湿や紫外線対策を万全にし、肌を健康にしておくことです。とくに、日焼けしていると肌のメラニン色素にレーザーが反応してしまい、火傷の大きな原因となるので、紫外線対策は抜かりなくおこなってください。
また、脱毛後に炎症止めの薬を無料でもらえるクリニックもあるので、少しでもヒリヒリを感じたら塗るようにしましょう。
もし、それでも何度も火傷を起こしてしまうようなら、スタッフの照射技術の問題も考えられます。その場合は他のクリニックを検討してみてもいいかもしれません。
④色素沈着が起こってしまった
稀に、脱毛後に肌が黒ずむなどの色素沈着が起こることがあります。これは炎症による肌への刺激から守るために、メラニン色素が分泌されることが原因です。
色素沈着は、肌の刺激により、表皮に存在する色素細胞(メラノサイト)から過剰に分泌されたメラニン色素が表皮や真皮に沈着しておこります。肌は刺激を感じるとメラニン色素を生成して肌を守ろうとする防御機能があるからです。
放置すると色素が定着してしまい、レーザー治療などが必要になることもあるので注意しましょう。
施術後はしっかり冷やす&刺激を与えないようにして
脱毛後の肌の炎症を防ぐために、保冷剤などを使って冷やしたり、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。顔を洗う時にゴシゴシこするのもNGです。
それでも炎症がおさまらない場合は、医師の診察を受けて抗炎症剤などを処方してもらうようにしてください。
色素沈着ややけどを最小限に抑えるためには、アフターケアが重要。次の記事ではヒゲ脱毛後のアフターケアについて紹介しているので、合わせてチェックしてみましょう。
⑤毛が濃く・太くなる「増毛化・硬毛化」が起こってしまった
医療レーザー脱毛や光脱毛は、「増毛化・硬毛化」という毛が濃くなる現象が起こるリスクがあります。
増毛化・硬毛化とは、レーザー照射を受けた部位の産毛が逆に濃くなったり、太くなったりする症状です。医療レーザーを当てた事により、本来細胞にダメージを与え破壊するはずが、逆に毛根周囲の細胞の活性を高めてしまう結果となり、起こるのではないかとされています。
もともと増毛化・硬毛化は、産毛のような細い毛が生えている部位に起こるといわれていますが、ヒゲ脱毛でもリスクはゼロではありません。
増毛化・硬毛化の対応も保証してくれるクリニックを選ぼう
増毛化・硬毛化は、はっきりとした原因が分からないため、対策方法もクリニックによって違いますが、照射を続けることによって改善する可能性が高いようです。
中には増毛化・硬毛化の保証をしているクリニックもあり、契約したコースが終了しても、一定期間照射を無料で受けられるなどの対応をしてくれます。増毛化・硬毛化は事前に対策ができないだけに、こういった保証をしてくれるクリニックを選ぶと安心です。
⑥美容電気脱毛(ニードル脱毛)で内出血してしまった
美容電気脱毛(ニードル脱毛)は、針のような器具を毛穴に刺して電気を流しながら脱毛するため、針が血管にあたってしまうと内出血を起こすことがあります。
たいていは1週間程度で治りますが、強く触ったり、ぶつけたりすると悪化するので注意しましょう。
ある程度は仕方ないけれど、頻繁に起こるなら乗り換えも検討して
内出血に関しては、患者側が事前に対策をすることはできません。また、施術者が針を血管にあてないように完ぺきに避けるのも難しいので、ある程度は運に左右されます。
ただし、頻繁に内出血を起こすようなら、施術の仕方が乱暴だったり、雑に針を刺しているという可能性もあります。その場合は、他のサロンやクリニックを検討してみてもいいかもしれません。
⑦痛みが強くて続けられない
医療レーザー脱毛や美容電気脱毛(ニードル脱毛)は、効果が高いだけに痛みも伴います。とくに、美容電気脱毛は痛みが強くて施術時間も長いので、通い続けられなかったという人もたまにいます。
脱毛は効果に比例して痛みも強くなると覚えておきましょう。
まずはトライアルで痛みの度合いを確かめて
医療レーザー脱毛や美容電気脱毛がはじめての人は、いきなり契約せずに、まずはトライアルを受けるといいでしょう。痛みは部位によっても感じ方が違うので、できればヒゲ脱毛のトライアルを受けてから決めると安心です。
また、医療レーザー脱毛が受けられるクリニックでは、麻酔を使用して痛みを和らげることも可能です。ヒゲは体毛の中でも痛みが強い場所なので、痛みが不安な人は麻酔を使用するのがおすすめです。
ヒゲ脱毛がどれぐらい痛いかや、ヒゲ脱毛時の痛みを和らげる方法については、次の記事で詳しく紹介しているので、是非参考にしてみてください。
⑧予約が取れない
人気のサロンやクリニックは予約が混み合っているので、次回通えるのが3〜4ヶ月後ということもめずらしくありません。あまりにもあいだが空いてしまうと、思ったように脱毛効果が出ないことがあるので、スタッフの指示通りに通えるかどうかは重要です。
とくに、平日の夜や土日は早く予約が埋まってしまうので、平日の昼間に通えない人は注意しましょう。
どの店舗でも施術が受けられる&予約が取りやすいシステムかどうかチェック
店舗数が多く、契約した店舗以外でも通えるサロンやクリニックなら、いくつかの店舗に予約を確認して、空いている店舗に行くことができます。とくに、自宅から通いやすい距離に複数の店舗があると、交通費などの心配をせず通えます。
もし店舗数が少なければ、予約を取りやすいシステムになっているかどうかをカウンセリングの時点で確認するといいでしょう。
例えば、何ヶ月も先まで予約で埋まらないように1ヶ月前からしか予約が取れないようになっていたり、再診の人が通いやすいよう初診優先にしていないサロンやクリニックなどがおすすめです。
失敗したら取り返しがつかない?「永久脱毛後ヒゲを生やしたい」に注意が必要
上でご紹介した失敗例は、それぞれ対策を施すことで回避できる、または最小限の被害に抑えることができます。
- アフターケアや保湿を徹底する
- 事前にリサーチして、慎重にサロンやクリニックを選ぶ
しっかりと対策すれば、失敗を回避できると考えると安心ですね。ただし、次にご紹介する失敗は、取り返しがつかないので注意が必要。
脱毛した毛は元に戻らない…「永久脱毛後、やっぱりヒゲを生やしたくなってしまった」
医療レーザー脱毛や美容電気脱毛(ニードル脱毛)は、一度脱毛が完了すればもうヒゲが生えてきません。
そのため、ヒゲをツルツルにしてから数年後に、少し残しておけば良かったと感じたり、デザイン脱毛がしたくなったりと後悔してしまう人も稀にいるようです。
この失敗は他の例と異なり、脱毛自体が成功しても後悔する可能性があるのです。さらに、永久脱毛ならではの失敗ということで、注意が必要ですね。
まずは適度に薄くする「減毛」から始めよう
ヒゲを完全にツルツルにすることに少しでもためらいがあるのなら、まずはヒゲの量を減らす・薄くすることを目的として「減毛」から始めるのがおすすめ。
適度に薄くしてみて、それからどうするかを考えるといいでしょう。やっぱりツルツルにしたいのなら再度脱毛に通えばいいですし、部分的に脱毛すればデザインヒゲにすることもできます。
医療レーザー脱毛・美容電気脱毛などの永久脱毛でも、「ツルツルにせずに毛の量を減らす」ことは可能なので、事前にカウンセリングで相談してみましょう。
失敗やトラブルを防ぎたいなら!安心して通える実績豊富なクリニック・サロン3選
上でご紹介したように、失敗やトラブルを防ぐには、ヒゲ脱毛の実績が豊富で、確かな技術のあるクリニック・サロンを選ぶことが重要です。
大手の中でとくにおすすめのクリニック・サロンを3つピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
①美肌治療の実績も豊富な最大手クリニック「湘南美容クリニック」
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湘南美容クリニックのおすすめポイント |
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・全国74院の中で店舗移動が可能だから、予約が取りやすい ・肌が弱い人でも医師に相談しながら施術を受けられる ・肌トラブルの治療費が無料 |
湘南美容クリニックは、脱毛だけでなくニキビ治療やアンチエイジング治療などの実績も豊富な美容クリニックです。スタッフや医師は肌の知識が豊富なので、敏感肌の人でも相談しながら脱毛を進めることができます。
さらに、火傷などの肌トラブルが起きた時の治療費も無料。万が一の時は、すぐに医師に診察してもらえる安心感があります。
全国に70院を展開しており、どの院でも脱毛の施術を受けることができるので、平日は会社の近く、休日は家の近くなど場所を変えて予約を取ることもでき、通いやすいのも魅力です。
②脱毛機を使い分けて効果的な脱毛&リスク軽減を実現「ゴリラクリニック」
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ゴリラクリニックのおすすめポイント |
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・ヒゲ脱毛の実績が豊富 ・5種類の脱毛機を使い分けてリスクを軽減 ・肌トラブルの治療費が無料 |
ゴリラクリニックは、ヒゲ脱毛症例数120万件以上の実績を持つ、男性専門クリニックです。
すべての院に5種類の脱毛機を完備していて、ひとりひとりの肌質や毛質に合わせて使い分けるので、確かな効果がありながらも肌トラブルのリスクを最低限に抑えることができます。
さらに、万が一の際の肌トラブル治療費が無料と、安心して患者が通えるシステムになっています。
③どんな毛も確実に脱毛できる「MEN’S TBC(メンズTBC)」
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MEN'S TBCのおすすめポイント |
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・どんなヒゲでも確実に永久脱毛できる ・日焼け肌でも脱毛できる ・硬毛化・増毛化のリスクがない |
MEN’S TBCは、美容電気脱毛(ニードル脱毛)によるヒゲ脱毛をおこなうサロンです。美容電気脱毛はすべての脱毛方法の中でもっとも効果が高いので、剛毛で悩んでいる人でも確かな効果を感じられるはずです。
さらに、日焼けをしていても火傷のリスクがなく脱毛できるので、肌が焼けやすい人にも最適です。
美容電気脱毛は硬毛化・増毛化のリスクもないので、頬や首など細い毛が生えている部位も安心して脱毛できるというメリットもあります。
ヒゲ脱毛は、火傷や色素沈着などの肌トラブルが起こるリスクや、脱毛効果に満足できない、再び毛が生えてくるなどの失敗が起こるリスクがあります。
リスクを最小限に抑えるためには、この記事でご紹介した対策をおこなうことと、安心して通えるクリニックやサロンを選ぶことが重要です。気になるクリニックやサロンがあれば、まずは一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。